週刊店長情報 新説 腕時計は身体に悪い 25 8 19
おわび
先週は日配品の仕分けで間違いが出ました。検品の時一部商品がテレコになったりしてしまいました。日曜日の仕分けでもミスがでています。完全の筈でしたがそうなっていません。より精度を上げる手立てを実行します。
新説 腕時計は身体に悪い
今度は腕時計に咬みついてみました。咬みごたえがありそう。俺ってやっぱり変。きわめて革新的、前進的とも言えそう。誰も指摘した事はありません。怪しげな事を言うつもりはありません。怪しげとは「腕時計の電磁波」とか「時計の重さで左右の身体バランスを崩す」とかです。これも一考の余地はありますが今回は操体法の理論からの新説です。操体法では身体運動の自然法則として重心移動の法則、重心安定の法則、連動の法則を上げています。腕時計が健康によくないとは誰も考えていません。当方は「ブラインドタッチは身体に悪い」と言う説をもう何年も前から指摘しています。ブラインドタッチを続けていると腱症炎とか頸椎捻挫になる可能性があるのです。この続きみたいな内容です。腕時計を見る時は誰でも身体の動きは同じです。一般的には肘を曲げて眼の近くまで手首を移動させ時計をみます。この時の肘の曲げ方と眼の位置が重心移動の法則に違反しているのです。肘を横に曲げると身体は連動して捻じれるのです。私達の身体は1ヶ所だけ固定して動かす事は出来ず全体が動くようになっています。左手の時計を見ると連動して身体は右方向に捻じれ重心は右に移動します。眼の位置も右平行又は右後方に向かうのです。重心移動の法則だとそうなるのです。時計を見る時は実際には右方向に上体が移動するのに眼は正面に固定されるのです。首から上は正面に固定されるのに対して身体は右方向に捻じれるのですから首にストレスがたまる筈です。頻繁に腕時計を見る習慣のある人は初期に肩こり長期的には頸椎捻挫とか腱症炎になり易いのです。実際になっている人がいる筈ですが誰も腕時計が原因だとは思っていません。操体法の本には手首の連動の説明をした図とか写真はありません。僕が見たのは何かの雑誌に三浦寛(橋本先生の高弟、温古堂勤務経験のある人)の記事を見た事があります。その時に手首の動かし方で全身が連動する事を写真で説明していました。三浦先生の操体は「判りにくい」と評判です。というか凡人では判らないらしいのです。感覚を重視するので感じ取るのが難しいのです。「三浦先生のビデオあげます」と受講生からもらった事があります。三浦先生の講習は数十回受講しなければ理解できないと聞きました。しかも一回の講習料は安くないです。僕では受講不能。貧乏の僕では無理でしょう。僕の講習は逆です。1回でそれなりに判る事を前提で話をしています。あまり細かい所作を言わないようにしています。肝心なのは「本人が気持ちよさを感じ取れればいい」のだと思っています。ここまで書いて「じゃあ どうすれば」と言う事に対しての提案が必要です。「身体に悪い」だけではダメでしょう。一番いいのは「何も動かさないで時計を見る」事が出来るといいのです。それには手の内側面に時計の文字盤があるといいのです。これは不可能です。文字盤が手の側面にははみ出てしまうからです。時計が布状だと良いのですがそんな時計は市販されていません。いずれシール状の時計が売りだされるでしょう。現在の時計での工夫だと手首の内側にするといいでしようがここでも問題が文字盤の方向がミスマッチです。文字盤が90度時計回りに回転しているといいのです。腕の内側にあると手は脇が締まるような形になるので重心安定の法則に違反しません。腕時計が普及して100年以上になるのに誰も不自由を感じなかったのでしょうか。10年以上前ですが「時計をはめると肩こるので私は時計をしていない」と言う女性に会った事があります。この時は「変な女性。こんな人もいるんだなぁ」とみていましたが今考えるとこの人の方が「勘が良い人」だったと言わざるをえません。こう言う視点が世の中を変えるのです。